心臓と50肩(肩関節周囲炎)
先日、肩の痛みがひどくなり来院された方がいられました。
腕を上げ広げるときの動作の角度から痛みがでるということ、
また寝ているときも肩の位置を色々工夫しないと痛みが出てきて眠りが浅くなるとのこと。
検査をし、制限に関連する関節包、腱、筋膜、胸膜上膜、関連するローテターカフ、小胸筋などを解放し
肩甲上腕関節、肩鎖関節、肘の関節、などの調整を行うと可動域は大きく改善したが、
まだ動かし方の角度によって痛みが出てしまう。傾聴すると、心臓の周辺にひかれたので、
更に細かく傾聴していくと静脈弁に反応がでました!ここを解放しもう一度、検査をすると残っていた
可動の痛みや違和感などがなくなり、とてもスムーズに動かすことが出来ると喜んで頂けました(^▽^)/
40.50肩は俗称で本当は、肩関節周囲炎といいます。
肩関節の周りの組織が炎症や、何らかの理由によって拘縮したりして肩関節の痛みや可動域制限が起きていることを総称していいます。
肩関節の周囲の問題だけでなく、心臓や内臓など他の部分が関係していることが多々あります。一見関係していないようなところが、意外な症状の原因だったりすることは良くあることです。今日は、内臓と身体の関係でタイムリーな事があったのでご報告させて頂きました。
また、次回は脳について書ければと思っています。では、皆様の健康と成幸を願って(^▽^)/